2019年12月19日

実になる言葉を語りましょう

言葉というのは、人と人とがつながれる手段で有ります。言葉なくして大願成就することがあり得ないものです。
安曇川には中江藤樹先生が暮らされた町です。中江先生は陽明学を起こされました。この学問は、本当の知識は実践を伴うと教えています。
あるとき、村人に無人の酒の販売所を作られて、お酒を飲みたければ、代金を置いてお酒を買って下さいと言う文字を張っておかれたそうです。そうしたら、誰もただではお酒を持って行かれませんでした。必ずお金を置いて持って行かれたと言う話しがあります
つまり、実践を抜きにした言葉は、実が無いということです。
あの人は、私たちのためによいことをしていただいているなと思わすことができれば、必ず信頼していただけるのです陽明学は、江戸時代の中期に起こった学問で、当時の幕府からはきらわれた学問でしたが、中江藤樹先生の人柄が人々に共感を受け、慕われたから、現代に語り継ぐことができたのだと考えます。
だからこそ、言葉が実を結ばなければ、意味がないものと思います。
posted by 玉泉寺 at 08:15| 日記