2020年08月28日

法華経如来寿量品の解釈

法華経の如来寿量品は、お釈迦様の最高の教えが説かれています。他宗の日蓮宗そして創価学会の信徒さんにもよく読まれています。
なぜ最高なのかはこれから解き明かして行きたいと思います。
お釈迦様が80歳で入滅して、そのまま同時に永遠の生命を生きる永遠不滅の仏であることを明かされたのです。
私たちと同じように生まれ死す釈迦牟尼仏の本源であって、そこから目に見える姿をとって教えを説いています。
私たち人間には苦しみの中に生きていかねばならないのです。その苦しみから逃れるために、出家、成道、説法、入滅という行為があります。苦しみから救い出すために、衆生教化のための方便をもって、教えを説くのです。
なぜ、人間はこの世から入滅するかを解き明かして行く理由は、仏様は常に世にあって、入滅しなかったら、凡夫は五欲をほしいままにして、善根を積むことなく、仏には逢えないなら、仏を敬う心をおこさないだろうと説いています。だから衆生を教化するために、実際に入滅するのではなく、方便で仮に入滅したことにして、悟らせていく手法を説いたのです。まさに、仏の教えをわかりやすくしたのがこの如来寿量品であります。
善男子たちよ、汝たちは女来の真実の言葉を信じて了解せよ。
世尊よ、どうかお願い致します。この訳をお説き下さい。私たちは必ず仏の言葉を受け入れましょう。
この言葉を三度繰り返すのです。
という風に世尊と衆生の会話が続くのです。
最後に仏の教えを信じなさいと結ばれています。



posted by 玉泉寺 at 06:50| 日記

2020年08月07日

お盆とは

お盆のことは、盂蘭盆経に記されています。
お釈迦様のお弟子の目蓮尊者というお方がおられたのです。このお方は神通力といって、普通の者では見えない世界をことや遠い昔のこと、未来のこと、亡くなった人がどうなっているかを見通す不思議な力を身につけておられたのです。
あるの日のこと、母親思いであった木蓮が、すでになくられたお母様が、今どうしていらしゃるだろうと神通力見てみました。するとどうしたことでしょう。木蓮様のお母様は餓鬼道に落ちて、水も食べ物がなく苦しんでおられたのです。お母様は、悪いお方ではなく、この上なく優しいお母様だったのです。
他人には分け隔てなく分け与えるという心の広さに欠けていたのでした。自分の子ばかりで、他人のこどもににはめもくれなかったのです。木蓮様はお母様の苦しんでいるのを知ってジッとしていられません。さっそく水や食べ物を持って、お母様のところへ駆けつけました。お母様は大喜び。すぐに食べ物に手を伸ばして、食べようをすると、火になって燃えてしまい、食べられません。これではお母様を救うことができません。そこでお釈迦様のところに行って、助けを求められました。お母様は自分の子ばかりをかわいがり、他人を優しくなかった。其れが貪りの心を生み、ついに餓鬼道に落ちてしまった。
そこでお釈迦様は、8月15日、お坊様たちの長い夏の修行は一区切り終わりますので、心も体も清らかにお坊様たちに供養して、御先祖様が餓鬼道で苦しんでいるもののために供養してもらいなさい。そして、この功徳によって、おまえの母や、餓鬼道で苦しんで多くの者は、仏様の世界に生まれ変わることができますと言い伝えられたのです。すると一筋の光が、お母様や苦しんでいる者を照らし、餓鬼道の苦しみから救われて幸せな仏様の世界に生まれ変わることができたそうです。
このことから、お盆は先祖様を大切にする人々により、毎年お盆の行事をして、亡き人の幸せに手を合わせて祈ることで、生きている人々の幸せをもたらせてくれるのです
posted by 玉泉寺 at 10:16| 日記